3DCG Animator and Illustrator
はじめまして、ビエルナスキ・ラウラと申します ✴2003年2月26日生まれ、ブラジル出身のイラストレーターと3Dアニメーションの学生です。子どもの頃からアニメーション映画に強く魅了されてきました。『トイ・ストーリー』や『モンスターズ・インク』といった初期のピクサー作品から、『スパイダーバース』や『BEASTARS』のような近年の作品まで、アニメーションは常に私にとって特別なアートの形です。「将来はアニメーションに関わる仕事がしたい」と決めており、決して簡単な道ではないと理解しながらも、この夢を追い続けています。
ブラジルの大学で2年間アニメーションデザインを学び、19歳のときに文部科学省の奨学金に合格して来日しました。現在は専門学校で3DCGゲームデザインを専攻しています。
また、アメリカのオンラインアニメーションスクール「Animation Mentor」にて、60%の奨学金を受けながら「Animation Basics」と「Body Mechanics」の2コースを6ヶ月間受講しました。私は、人生や自分自身、そして世界を好きになることがとても大切だと考えています。アニメーションやゲームのような作品は、そのきっかけを与えてくれる素晴らしい存在です。友人と楽しくゲームをする時間も、ひとりで深く映画に心を打たれる瞬間も、アートは人生の喜びを思い出させ、世界中の人々をつなぎ、より良い人間にしてくれる力があると信じています。
将来は、人々の心を動かし、つながりを生み出すような作品づくりに携わりたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。
「Summer Pong」は、私が初めて制作したゲームです。
シンプルなゲーム性の中に“かっこよさ”と“魅力的なデザイン”を融合させることを目標に開発しました。シンプルなゲームといえば、1972年に登場した史上初のビデオゲームの一つ「Pong」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。そのクラシックなゲームへのオマージュとして、「Summer Pong」では現代的でポップなアートスタイルと爽やかな夏の世界観を取り入れました。
主人公のナツがビーチで卓球バトルを繰り広げるというユニークな設定を通して、プレイヤーに“夏の楽しさ”と“スピード感”を感じてもらえるよう工夫しました。UIやエフェクトの配色にもこだわり、短時間でも印象に残る体験を目指しました。
このプロジェクトを通して、初めてのゲーム制作における企画・デザイン・実装の流れを学び、完成まで一貫して制作する楽しさと難しさを実感しました。
使用ソフト: Procreate & Unity
このプロジェクトは現在も開発中で、プログラミング初心者の私にとっては学ぶことばかりです。キャラクターの動きのアニメーションはまだ調整中ですが、初めてのUnityプロジェクトをここまでプレイ可能な形に仕上げられたことを誇りに思っています。
専門学校内での学びや挑戦を通して成長したプロジェクトをまとめました。
1年目には、デッサンとクロッキーの授業を受けました。観察力を鍛える良いトレーニングとなり、影やバランス、シルエットなど、描画の基礎について多くを学びました。
イラスト制作では、好きな作品のファンアートを描くのがメインで、時々自分のオリジナルキャラクターも描いています。最近はなかなか時間が取れず、オリジナル作品に十分に取り組めていませんが、描けるときにはさまざまなデザインやスタイルを試すことを楽しんでいます。
専門学校の1年目には、絵コンテ作品を制作しました。ひとつはユーモアを中心とした内容で、もうひとつはより深いテーマや感情に焦点を当てた作品です。
『Scorch(スコーチ)』は初めての絵コンテ作品です。「暑い」というテーマで約10分の物語を作るという課題でした。この作品では、ストーリーが進むにつれて、絵や構図の面で自分の成長が感じられる点が気に入っています。初めての試みで難しさもありましたが、キャラクターや世界観を作り上げる過程はとても楽しく、目指していた「むき出しの感情」を込めることができました。要約
数日以内に太陽が爆発しそう、両親が火事ですでに亡くなっていたことを知らせたホムラは、差し迫った絶滅に直面している中で心の整理をつけようと、昔の写真の場所を訪れて思い出の旅に出ることにしました。
退屈した二人の友達がデートアプリを試す短いストーリです。主人公は私のオリジナルキャラクターである、共感しやすい高校生のマリちゃんです。ちょっとした裏話ですが、このキャラクターシートを父に見せたところ、「これ、君でしょ?」と言われました!

専門学校の学園祭では、委員長として展示プロジェクトの企画と運営を担当しました。装飾制作や会場レイアウト、予算管理、アトラクション企画など、全体の進行を幅広く統括しました。また、当日は各担当メンバーとの連携を取りながら、スムーズな運営を行うための調整役としても動きました。
限られた準備期間の中で全員が協力し合い、無事に期日までに完成させることができ、多くの来場者に楽しんでいただけました。この経験を通して、リーダーシップ・チームワーク・問題解決力の大切さを実感しました。